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VOL.98 マイクスターン ビトゥイーン・ザ・ライン

行間を読む。
「間合い」は何事にも大切です。
無や空間の美学というのは意識せず我々に飛び込んできます。
それを作り出すのが様々な世界のプロと呼ばれる人なのかもしれませんね。
僕の仕事でいいますと、書いた台本の行間を演出家たちがどんな映像で埋めてくれるかという事でしょうか・・・

五線譜の行間。
細部に意識して作ったとプレイヤーが語るこのアルバム。
緻密で奔放とはこのことでしょうか。

マイクスターンです。

マイルスデイビス、マイケルブレッカー、ステップスアヘッド、ボブバーグ・・・
どんな人たちのセッションに加わってもギターの音色が数小節流れればこの人だとわかるほど、その自身のスタイルを崩さないマイクスターン。

ワンパターン?
そういう人がいるかもしれません。
ただ、マイクスターンの虜になった人は何故か新作が出るとワクワクして買ってしまいます。

そしていつもの「マイクスターン節」
それぞれに味があって似たようなフレーズのソロも「安堵感」で聴けてしまうのが彼の魔法です。

ファンキーでタイトな曲から流れるようなバラード、
そのリズムを支えるのが彼のアルバムではお馴染みのジェフアンドリュース(b)
とデニスチェンバース(d)、デイブウエックル(d)
彼自身、そんなにアウトしても場所を見失わないリズムセクションと言います。

そして特筆すべきは、ボブマラック(sax)
このアルバムでは特に彼の好演が光ります。
サックスとギターのユニゾンっていうのははまると強烈な印象を与えるんですね。
(日本ではディメンションなんか素晴らしいですね)

そしてキーボードにはジムベアードです。

個性的なギターサウンドでありながら、メロディーに合った音色で操り、
曲を構成していく名曲がずらり。
その完成度は参加する全てのプレイヤーの力量のなせる技ですね。
全てのプレイヤーにおすすめです。


Between the Lines
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★マイクスターンの楽譜



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