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VOL.362 井上陽水/陽水Uセンチメンタル

お盆休み、今年はちょっと短めでしたかね?猛暑の夏、少しは骨休みできましたか?

さて、夏らしい曲は世の中にいっぱいあるけれど、
爽やかとかじゃなくて、”暑苦しさ”を描いたような曲。
そう言えば、陽水はこの夏の暑さが出てくる曲がちらほらあるんですね。
暑い夏、夏まつり、サナカンダ、8月の休暇、少年時代、SUMMER、もうじき夏が来る、事件、夕立、夏の終わりのハーモニー・・・
うーん、思いつくだけでもいろいろある。
そんな中で何とも暑苦しいというか、ドロッとした暑さを描いているのが「かんかん照り」
2枚目のアルバム「陽水Uセンチメンタル」ですね。

1年後に「氷の世界」で不動の地位を築く陽水ですが、このアルバムって、やっぱり名盤だと思います。
ストレートですね。
何かを揶揄してるの?どこかに毒があるの?と思うくらいのストレートな曲もあるし、
もう、何でこんな描写を込めた詞が書けるの?と感じる曲もあります。
今や普通のつくられた商業ミュージックには絶対にない醍醐味がこの時代の最大の良さかもしれないですね。

名曲が続く中、レコードだった当時A面の最後を飾る曲が「夜のバス」
この曲以外の編曲は星勝、そして、唯一この曲が深町純なんですね。
当時はミニコンポなんて無くて、結構大型のステレオセットが普通で、音量は普通にデカめで聴くわけですが、
フェードアウトで終わったと思って、レコードを裏返しにセットへ近づくと・・・これに肝を抜かれたのは僕だけじゃなかったでしょうね。
(聴いてもらったらわかります)
B面を聴くのがもうワクワク感いっぱいというか、どうなるんだろう?というかちょっと怖いような、音楽で心を動かされた記憶が今でも鮮明に残っています。

おまけとしては、高中正義が4曲ベースで参加しています。(ギターでは参加していません)
そう、かんかん照りのベースは高中正義です。
そして、名曲「東へ西へ」のベースも高中です。
うーん、そう言えばどこかギターっぽい?
というか、高中のギターの基礎がこのベースにありそうな気がしてならんです。

そして、この何ともストレートなアルバムタイトル「センチメンタル」
タイトル名と同じ曲が無いんです。
でも、僕ら男性が陽水の何に惹かれる?と聞かれたら、今になって思うのは、
ひょっとしたら、普段押し殺しているけど、本当はみんな持ってる「センチメンタリズム」じゃないかなあって・・・

弱音吐けない時代だしね。


陽水II センチメンタル
陽水II センチメンタル
タグ:井上陽水
posted by groove! at 22:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歌ものファインプレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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