VOL.405 William“JuJu”House/Blck Face

”GO GO”という音楽ジャンルはよく知らなくて、このWiliam "juju" house というドラマーを知ったのはあのスマップのバックミュージシャンで結成されたスマッピーズのセカンドアルバム”Smappies U”でした。確か2曲目が”Sleave of groove(気になる)という曲で、スピード感溢れるホーンが引っ張っていく曲なのだけれども、このドラムがこれまたとてつもないグルーヴで「凄いドラマーがいるもんだなあ」と思ったのを覚えています。

その彼のソロアルバムだからさぞかしハチャメチャなドラムが炸裂しているのだろうと思いきや、ど派手なプレイは無く、まるでブラックのボーカルアルバムのようなつくりです。
しかし、これはドラマーでなくとも解ると思うのだけど、カバー曲などアレンジを変えて演奏されるそのノリは、正に彼のドラムから生まれるウネリのようなもの。
いやあ、これが打ち込みのアルバムだったら3回ぐらいで飽きちゃうかもしれないけれど、全く飽きない躍動感です。

GO GOのドラムの極意など知らないけれど、ちょっと凡人だったらそのサイクルでハイハット開けないだろう?という密かなアイデアが満載。
ドラマーは歌もののノリを引き出す良いお手本として重宝します。
そして、パートナーであるベースはCHICのJerry Bernesで、もちろんこの人の乗りがまた強烈!



Black Face

Black Face
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VOL.391 Thank you! ジョニー

ドラマーとして、この人の音とグルーブをずっと追いかけて、本当に瞬く間の青春だったように思う。ギターとベースとドラムのたった3つの音がインスパイアするっていう事とは?
その瞬間に到達する異次元があることを教えてくれたのはきっとこのバンドでした。
そして、憧れ続けてきたジョニー、ありがとう。

この曲も泣けてしまう曲になってしまったね。

Johnny Louis&Char  Cloudy Sky 【YouTube】


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VOL.298 高中正義 Tウェーブ

残暑厳しいなと思っていたら、朝晩けっこう肌寒くなってきました。で、夏に逆戻りするわけじゃーないですが、夏らしいアルバム。
高中正義の「T・WAVE」

このアルバムが何だか好きで、ドライブのBGMで時折聴きますが、
何故飽きないのか自分でもわかりません。
で、何故かをこの間考えてみて、何となく結論に達したのがドラムです。
宮崎まさひろ、この人のドラムが気持ちいいんだと。

何だかタムがね、まるでフュージョンのお手本みたいなフレーズが要所要所でビタッってね。
amazonのレビューにも書いておられる人がいますが、僕も同感で、
「空ド白ソ」のドラムは、もう座長のギターが耳に入らないくらいに素晴らしい間合いです。

人気の曲「EarlyBird」をはじめ、曲名の通りワイルドなギターが楽しめる「WILD MOW−MOW」、高中らしいリズミカルなマンボNO.6など、乗ってる時期の高中が楽しめる好アルバムですね。

余談ですが、この宮崎まさひろ。一旦、音楽活動を休止して農業に勤しんでおられたのですね。
音楽ファンからすればもったいないと思いますが、生き方もドラムもナチュラルな人なんですね。感銘を受けました。
昔、ステージで見たドラミングが蘇ります。
なので、ドラム好きにおすすめで。




T・ウェイヴ
T・ウェイヴ
タグ:高中正義
posted by groove! at 13:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラム好きにおすすめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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